Officeがパソコンに入っていない?!そんな時の代替案

パソコンを安く買ったはいいけどマイクロソフトのOfficeが入ってなかった😨
でも安心してください!世の中にはマイクロソフトOfficeの代わりになるソフトがいくつかあるので買う前にこの記事の内容を検討してみてはいかがですか?
マイクロソフトOfficeの代わりになるソフト
世間ではOfficeと言えばマイクロソフトのOfficeの事を指しますが、Officeと同等の機能を持つソフトが世の中には存在します。
次の表のようなソフトが各社から出されています。
ソフト名 (メーカー) | 値段 | 向いてる人 | 備考 |
---|---|---|---|
LibreOffice | 無料 | 最低限の機能しか使わない人 無料が好きな人 | 一番オススメ 同封されているソフトも充実 |
WPS Office (KINGSOFT) | ※有料 \5,690 | サポートセンターがあると安心する人 | Mobile版は無料 |
Office 365 (マイクロソフト) オンライン版Office | 無料 | やっぱりマイクロソフトの製品が安心する人 他人のワード・エクセルファイルを編集する機会がある人 | ネットワーク環境が必要 |
それぞれの詳細を順番に見ていきましょう。
LibreOffice

無料で使えるOfficeの代表格、LibreOffice。
LibreOfficeの種類
LibreOfficeをインストールすると次のようなソフトが同封されています。
ソフト名 | 特徴 |
---|---|
Writer | ワードと同等のソフト |
Calc | エクセルと同等のソフト |
Impress | パワーポイントと同等のソフト |
Base | アクセスと同等のデータベース管理ソフト |
Draw | お絵かきソフト |
Math | 数式エディタ |
ポータブル版もあります
ポータブル版とは、インストールしなくても使えるソフトの事。つまりソフトをインストールする面倒な作業がいりません。
ポータブル版の利点はUSBメモリに入れて持ち運ぶこともできるので、Officeが入っていないパソコンを操作する場合に自分のUSBメモリからLibreOfficeを立ち上げてOfficeのファイルを閲覧・編集することが可能になります。
LibreOfficeの注意点
マイクロソフトOfficeで作ったファイルを開くと、書式がずれていたりする場合があります。それがどうしても気になる方はOffice 365(オンライン版Office)を使ってみましょう。
WPS Office

ひょっとしたらあなたのパソコンにも入ってるかもしれないWPS Office。もしインストール済みのWPS Officeがあるなら活用してみましょう。
WPS Officeの種類
WPS Officeの基本構成はワード・エクセル・パワーポイント相当のソフトが同封されたものです。但し有料になります。
ソフト名 | 特徴 |
---|---|
Writer | ワードと同等のソフト |
Spreadsheets | エクセルと同等のソフト |
Presentation | パワーポイントと同等のソフト |
その他にフォントやクリップアート(イラスト集)がついてきたり、VBA(プログラムの一種)が使えるようになったりします。
体験版もあります
いきなり購入するのが気が引ける人は30日間の無料体験版を使用するのも一つの手です。使ってみた後に購入を検討するのはいかがでしょうか。
WPS Officeの注意点
こちらも同様にマイクロソフトOfficeで作ったファイルを開くと、書式がずれていたりする場合があります。そんな時はOffice 365(オンライン版Office)を使ってみましょう。
Office 365(オンライン版マイクロソフトOffice)

高いお金は払いたくない!でもマイクロソフトのOfficeを使いたい!という人には打って付け、オンラインで使えるOfficeです、しかも無料!
それぞれ編集中に自動で保存処理が実行されるので作ったファイルを失うこともありません。
Office 365の種類
ソフト名 | 特徴 |
---|---|
Word | ブラウザで使うワード |
Excel | ブラウザで使うエクセル |
PowerPoint | ブラウザで使うパワーポイント |
そのほかにもOffice 365には沢山のアプリがあります。

Office 365の注意点
Office 365では少なくとも1年に1度はサインインしないと凍結されてしまうので注意が必要です(解除の申請をすれば再利用は可能です)。
その他にOffice 365には以下のような機能制限があります。但し普通に使う分には何の支障もありません。
Office 365のWordでは出来ない事
Office 365のWordでは出来ない主な内容は以下の通りです。
- 変換管理
- 図形の追加
- テキストボックスの追加
- 追加と更新
- ウィンドウの分割
- マクロの記録・実行
- 文章校正
- 文書の印刷
- 引用・キャプション・目次の追加と更新
Office 365のExcelでは出来ない事
Office 365のExcelでは出来ない主な内容は以下の通りです。
- 右から左へ記述する言語 (RTL) のサポート
- 追加
- 更新
- 条件付き書式機能の追加
- データ入力規則機能の追加
- 使用できる表示モードの種類
- マクロの実行
- 並べ替えとフィルター処理
- 新規追加
- ワークシートの印刷
Office 365のPowerPointでは出来ない事
Office 365のPowerPointでは出来ない主な内容は以下の通りです。
- 右から左へ記述する言語 (RTL) のサポート
- オーディオの追加
- トリミング、ブックマーク、フェード
- ショートカットのカスタマイズ
- グラフの追加
- 画像の圧縮
- 背景画像の追加、変更、削除
- 画面切り替えの追加、削除、変更
- スライド アニメーションの追加・削除・変更
- アニメーションのトリガー
- トリミング・ブックマーク・フェード
その他にも最新の機能などは使えないようです。
結論
普段はLibreOfficeを使い、必要に応じてOffice 365(オンライン版マイクロソフトOffice)を使う!